puppyl linux にClamAVをインストールしてみた
puppy linux で使えるウイルススキャナーということで、ClamAV をインストールしてみました。(PuppyLinux はwary-5.11-01jaを使用しています。)
手順は以下のとおり(ただし後からわかったのですが、puppyでclamAVを使用するためのPETファイルが用意されているとのことなので、それを使えば以下の操作は不要だったかもしれません。)
- まず、予めsfsファイルをダウンロードしてpuppy でgccなどの環境が使えるようにしておく。
(http://openlab.jp/puppylinux/download/wary/ のwary_devx_511.sfs ファイルをダウンロードして/mnt/homeなどに配置する。メニュー・システム・BootManager のLoad SFS FilesタブでそのSFSファイルをaddしておく。)
- clamav-0.97.tar.gz をダウンロードして解凍する。Clamavによるウィルス駆除(Postfixと連携) やLinuxでアンチウイルスソフトClamAVを使うには − @ITを参考にする。
- clamav という名前のグループとユーザを作成する。
- 解凍してできたディレクトリに入って./configure
- make
- make check
- make install
ウイルススキャンをディレクトリ再帰的に行うには例えば次のようなコマンドを入力する。
clamscan -r
ウイルスが発見された時だけ、表示するには次のようなコマンドを入力する。
clamscan -i
clamscan の使用方法は以下のコマンドで調べられる。
clamscan --help
ウイルス定義ファイルのアップデートは以下のコマンドを使用する。
freshclam
clamscan を使ってドライブ一つ分のウイルススキャンを行うと、メモリが小さい割に負荷が重すぎるせいか、背景のデスクトップの画面が真っ暗になってしまいました。
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puppy linux (wary-5.11-01ja)では fprot というウイルススキャナが使えます。(メニュー・ユーティリティ・xfprotを選択するとダウンロードするかどうかを聞いてきます。Okeyボタンを押すと自動的にインストールされます。)
コマンドラインからスキャンしたいときは、例えば以下のように入力します。
fpscan ./
(xfprot はGUIで使用できるツール)。