Linux でウイルスチェック
インストールした、Ubuntu に対してウイルスチェッカも必要かなと思いUNIX用のAviraAntiVir をダウンロードしてみた。Avast をインストールするという選択肢もあったのだがAviraのほうが常駐機能が使えるらしかったので。
参考にさせていただいたサイト
Ubuntu 10.10でウィルス対策(常駐保護編): Linux@VAIOブログ
ところが、インストールしてみると、dazukofsというプログラムがうまくインストールできないため、結局は常駐機能は使用できないはめに終わってしまった。がっかり。今のところマニュアルでスキャンするしか方法がない。こんなことだったら、Aviraではなくて、Avast にしておけばよかったのかもしれないがまあ、いい。マニュアルスキャンするプログラムとしてはClamTKとかというやつもあるので。それと併用することになるだろう。
eicar というサイトで、ウイルススキャナーテスト用のファイルをダウンロードできることがわかった。このファイルを使ってウイルススキャナーが、動作していることを確認できるのである。MicrosoftSecurity Essentialがこのファイルをウイルスとして検出してくれた。なお、MicrosoftSecurity Essentialはこのファイルがzipで圧縮されている場合にウイルスとは認識してくれなかった。clamwinも同様で圧縮されているとウイルスとしては検出してくれなかった。一方で、Linux上で動作するAviraAntivirusは、圧縮されていても、ウイルスだと認識してくれたのである。しかも、2重に圧縮されていた場合でも認識をしてくれた。
Ubuntu のウイルススキャナーを使ってWindows の領域のウイルスを検出できるだろうかと、初めは不安だったが、なんとかできるようである。eicarからダウンロードしたファイルをWindows領域に配置しておき、Ubuntu上でAviraAntiVirusを起動したところ、ちゃんと検出してくれたからである。またWindows上でgred-avというウイルスチェッカが、ウイルスが隔離している領域をAviraAntivirusがスキャンしてウイルス発見を通知してくれた。