男と女

「話を聞かない男と、地図の読めない女」というようなタイトルの本が何年か前に有名になったことを覚えている。

「えてして男は人の話を聞かずに、自分だけの知識で生きている。」たしかにそうかもしれないと思う。但しそれには、理由があるのだろう。


人類の歴史において、長い間、男は、外で狩猟、女はほら穴などで、家族といっしょに過ごすという時期があった。このため、その時の形成された遺伝子が残っていると言うのである。